バックナンバー第2号(2007年3月29日)

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 裁判員制度メールマガジン      第2号 2007年3月29日発行

       裁判員制度ウェブサイト http://www.saibanin.courts.go.jp/
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  このメールマガジンでは,裁判員制度に関する最新の情報を定期的に配信
 しますので,是非お読みください。
  バックナンバーは裁判員制度ウェブサイトのメールマガジンのページにて
 ご覧いただけます。

━━■ 目次 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■ 「トピックス」 アニメーション「ぼくらの裁判員物語」が完成しまし
    た。
 ■ 「トピックス」 裁判員選任手続パンフレットを作成しました。
 ■ 「映画「裁判員~選ばれ,そして見えてきたもの~」の試写会について
   (速報)」
 ■ 「Q&A」
 ■ 「新着情報」
 ■ 「編集後記」
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 「トピックス」 アニメーション「ぼくらの裁判員物語」が完成しました。
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  刑事裁判や裁判員制度のポイントを解説したアニメーション「ぼくらの裁
 判員物語」(約22分)を作成しました。
  ストーリーは,刑事裁判や裁判員制度について全く興味を持っていなかっ
 た主人公の高校生が,憧れのクラスメイトが裁判員制度に興味を持っている
 ことを知ったことから,友人とともに刑事裁判や裁判員制度について調べ,
 その意義や重要性を学んでいくというものです。高校生の恋愛を軸にした親
 しみやすいストーリーをベースに,刑事裁判や裁判員制度のポイントを分か
 りやすく説明しています。
  このアニメは裁判員制度ウェブサイトで動画配信をしていますので,ご覧
 ください。
http://www.saibanin.courts.go.jp/news/flash5.html

  また,DVDまたはVHSの貸出しを希望される方は,最寄りの地方裁判
 所の総務課にお問い合わせください。
http://www.saibanin.courts.go.jp/topics/tihou_soumu.html


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 「トピックス」 裁判員選任手続パンフレットを作成しました。
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  裁判員の選任手続を説明したパンフレットを作成しました。

  このパンフレットでは,裁判員候補者名簿の作成から6人の裁判員が選任
 されるまでの手続の流れをわかりやすくチャートで説明しています。また,
 裁判員裁判の審理日数や対象事件数が一目でわかるグラフを掲載するなど盛
 りだくさんの内容となっています。

  このパンフレットは,裁判員制度ウェブサイトで閲覧及びダウンロードで
 きますので,ぜひご覧ください。
http://www.saibanin.courts.go.jp/news/08_09_sennin_pamphlet.html

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 映画「裁判員~選ばれ,そして見えてきたもの~」の試写会について(速報)
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  平成19年3月20日(火),最高裁判所講堂で,映画「裁判員~選ばれ,
 そして見えてきたもの~」の試写会を行いました。会場には,1300名を
 超える応募者の中から抽選で選ばれた方が,多数来場してくださいました。

  上映前には,主役の村上弘明さん,裁判長役の山口果林さん,前田愛さん,
 泉政行さん,浜田晃さん,飯田基祐さん,そして梶間俊一監督にご挨拶をい
 ただきました。

  梶間俊一監督からは,次のようなお話をいただきました。「私はこの映画
 を単なる広報用映画として制作したつもりはありません。大人の成長ドラマ
 として制作しました。裁判員制度という一つの新しい制度を通じて,この映
 画の主人公たちは成長していきます。裁判員だけでなく裁判所の人たちも,
 法廷もこの制度を通じて変わっていくのです。皆さんにはこの映画の中でぜ
 ひその点をご覧いただきたいと思います。」
  そして,舞台挨拶の後,参加者の皆さんは,出演された俳優の方々ととも
 に映画を鑑賞し,その後,希望者の方には最高裁判所大法廷の見学もしてい
 ただきました。
  多数のご来場ありがとうございました。

 (会場で寄せられた声)
 ○ 興味は持っていても,具体的な裁判員制度がよく分からなかったので,
  こういう広報の映画があって,とても分かりやすく良かったです。出演者
  や制作者のコメントや長官のお話も直接聞けて良かったです。どうもあり
  がとうございました。選ばれたら,積極的に参加したいと思いました。

 ○ 今まで,人ごとのように思っていましたが,身近な問題として考えなけ
  ればいけないと思いました。この映画でだいぶ理解でき,私にも何かでき
  るのでは・・・との思いが強まりました。

  この映画は4月以降,全国の地方裁判所及び公立図書館で貸し出される予
 定です。貸出しを希望される方は,最寄りの地方裁判所の総務課にお問い合
 わせください。
http://www.saibanin.courts.go.jp/topics/tihou_soumu.html


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 「Q&A」
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  裁判員制度ウェブサイトでは,裁判員制度に関する皆様からのご意見を
 メールで受け付けています。ここではよく寄せられる質問についてお答えし
 ます。

Q.法律の専門的な知識がなくても裁判できるのですか。

A.ご安心ください。裁判員の皆さんには,まず,「被告人が有罪か無罪か」
 の判断をしていただきますが,このような判断の多くは,実は,国民の皆さ
 んが,日常生活の中で普段行っていることと基本的に同じなのです。例えば,
 2人兄弟の家で,屋内の壁に落書きがあったとします。この場合,「こんな
 高いところにはお兄ちゃんじゃないと手が届かないな。」とか,「この字は
 お兄ちゃんの字だな。」とかの情報から,兄がいたずらしたのだなと判断す
 ることがあると思います。刑事裁判で行う判断も基本的にはこれと同様で,
 法廷で見聞きした証拠に基づいて,事実があったかどうかを判断します。
  もちろん,裁判をする上で必要なルールはありますが,これらのルールに
 ついては裁判官が分かりやすくご説明します。


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 「新着情報」
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 ○裁判所ウェブサイト
  各地の裁判所では,裁判員制度に関する説明会等を多数開催しております。
  その一例をご紹介いたします。

  裁判員制度模擬評議 -体験しよう!裁判員-(さいたま地方裁判所)
  http://www.courts.go.jp/saitama/about/koho/07_05_11_saibanin_mogihyougi.html

  裁判所見学ツアー「ひろしまの裁判所の日」(広島地方裁判所)
  http://www.courts.go.jp/hiroshima/about/koho01/saibannohi.html


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 「編集後記」
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  メルマガ第2号をお届けします。今回は,中高生向けのアニメ,裁判員選
 任手続パンフレットなど,皆様に裁判員制度をご理解いただくための広報用
 資料をご紹介しました。また,4月からは新作映画「裁判員~選ばれ,そし
 て見えてきたもの~」の貸出しも始まります。これらを通じて裁判員制度へ
 のご理解を深めていただきたいと思います。(編集部)


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  判所には届きません。>>
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           裁判員制度キャッチフレーズ
       私の視点,私の感覚,私の言葉で参加します。
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