トップページ > 裁判員制度の概要 > 裁判員制度 for キッズ > 裁判員制度 for キッズ(裁判員をやりたくない)
そうか,残念じゃな。
もしかして、君は、裁判員になったらこわい思いをするんじゃないかと心配しているのではないか?でも,そんな心配はしなくていいんじゃ。
みんなが安心して裁判員の仕事ができるように,裁判員の名前や住所などはぜったいにひみつだし,どんな理由があっても事件のことで裁判員と会ったり話したりしてはいけないことになっているんじゃ。
裁判員制度は,これからの裁判をかえていくとても大切なシステムなんじゃ。
裁判員制度が定着すると,裁判がこんなふうにかわっていくんじゃよ。
裁判にいろいろな人の意見を取り入れていくから,わかりやすく深みのある判決になる。
みんなが裁判に参加できるように,はやく裁判が行われるようになる。
それから,君にとっても,裁判に参加していろいろな人と議論(ぎろん)するということは,きっと大切な経験(けいけん)になるはずじゃ。
だから,大人になって裁判員に選ばれたら,ぜひ参加するんじゃぞ。
裁判官や検察官,弁護士も,みんなが参加しやすいように,いろいろな準備(じゅんび)をしているんじゃ。
この制度は,みんなが積極的(せっきょくてき)に参加してくれることがいちばん大切だってこと,わすれないでくれぃ。