バックナンバー第7号(2007年10月31日)

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裁判員制度メールマガジン第7号2007年10月31日発行
裁判員制度ウェブサイト http://www.saibanin.courts.go.jp/
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銀杏の葉も黄金色に色づき,日増しに秋も深まってまいりました。
裁判員制度メールマガジン第7号をお届けします。
なお,バックナンバーは裁判員制度ウェブサイトのメールマガジンのページにて
ご覧いただけます。
━━■目次■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「トピックス」裁判員制度ミニフォーラムのご案内
■「新着情報」模擬評議用ビデオ「裁判員裁判~あなたも体験してみませんか~」が完成しました。
■「新着情報」「よくわかる!裁判員制度Q&A」の補訂版が完成しました。
■「新着情報」司法の窓第71号が裁判所ウェブサイトに掲載されました。
■「行事報告」法の日週間行事が行われました。
■「編集後記」
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「トピックス」裁判員制度ミニフォーラムのご案内
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裁判所は,本年9月下旬から,全国各地において裁判員制度ミニフォーラ
ムを実施しています。
ミニフォーラムでは,最高裁判所制作の広報用映画(「評議」または
「裁判員~選ばれ,そして見えてきたもの~」)の上映と裁判官による解説・質疑応答
を中心としたものや,模擬評議用ビデオを見た後に,模擬評議を体験
していただくものなど,裁判員制度に対する理解を深めていただけるものを
企画しています。また,比較的少人数の参加者で実施しますので,裁判員制
度に関する疑問を,直接,裁判官に尋ねることもできます。お気軽に
ご参加ください。
各地で行われるものとしては,例えば,
○東京地方裁判所(11月5日ほか)
「裁判員制度フォーラム」
http://www.courts.go.jp/tokyo/about/koho/forum_annai.html
○福岡高等裁判所管内の地方裁判所
「九州・沖縄裁判員制度ミニフォーラム」
http://www.courts.go.jp/fukuoka-h/about/osirase/mini_forum.html

があります。
ミニフォーラムは,来年3月まで,全国各地で順次実施していきます。
都道府県庁所在地以外の市町村でも行いますので,ご興味をお持ちの方は,
最寄りの裁判所の総務課(http://www.courts.go.jp/map_tel.html)まで
お問い合わせください。また,各地の裁判所のウェブサイトでもお知らせして
います(各地の裁判所のウェブサイトは, http://www.courts.go.jp/map_list.html
からご覧いただけます。)。
皆さまのご参加をお待ちしております。
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「新着情報」模擬評議用ビデオ「裁判員裁判~あなたも体験してみません
か~」が完成しました。
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「裁判員制度ミニフォーラムのご案内」でもご紹介したとおり,模擬評議を
体験していただく企画では,模擬評議用ビデオをご覧いただくことになり
ますが,ここでは,このビデオの内容についてご紹介します。
まず,第1部「裁判員制度ワンポイント解説」では,進行役に女優の佐藤
藍子さんを迎え,裁判員制度について分かりやすく解説します。
第2部「審理に臨むに当たっての留意点」では,裁判員として裁判に参加していただく際に
気をつけていただきたい点を紹介しています。そして,メインの第3部
「審理」でお届けするのは,来るべき裁判員裁判での審理を想定した,模擬
の公判審理です。現実の裁判員法廷を使って撮影された臨場感あふれる映像
となっていますので,実際に裁判員になった気持ちで,被告人が犯した罪の
内容や刑の重さを考えていただくことができると思います。
裁判員裁判を是非体験してみてください。
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「新着情報」「よくわかる!裁判員制度Q&A」の補訂版が完成しました。
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このたび,「よくわかる!裁判員制度Q&A(補訂版)」が完成しました
ので,ご案内します。
「よくわかる!裁判員制度Q&A」は,裁判員制度をイラスト入りで分か
りやすく解説するパンフレットとして,初版発行以来,皆さんにご好評を
いただいてきましたが,この間に法律の改正や規則の制定があったことから,
内容を一部補訂しました。
「よくわかる!裁判員制度Q&A(補訂版)」は,全国の地方裁判所で
無料で配布していますので,最寄りの地方裁判所にお問い合わせください。
また,裁判員制度ウェブサイトでもご覧いただくことができます。
是非アクセスしてみてください。
http://www.saibanin.courts.go.jp/news/qanda.html
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「新着情報」司法の窓第71号が裁判所ウェブサイトに掲載されました。
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最高裁判所の広報誌「司法の窓」最新号が裁判所ウェブサイトに掲載され
ました。東京地方裁判所で実施された模擬裁判の特集やイタリアの参審制度
の紹介など裁判員制度に関する情報を多く盛りこんだ内容となっています。
是非ご覧ください。
http://www.courts.go.jp/about/sihonomado/sihonomado71.html
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「行事報告」法の日週間行事が行われました。
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全国の裁判所では,10月1日から7日まで「法の日」週間行事として裁
判員制度に関連した催しを行いました。
その一部の模様をご紹介いたします。
○札幌地方・家庭裁判所
札幌地方裁判所では,10月6日に「知れば納得!裁判員制度」を開催しました。
当日は,北海道内の法曹三者のトップ(札幌高等裁判所長官,
札幌高等検察庁検事長,北海道弁護士会連合会理事長)に札幌市長,新聞社,
テレビ局の各報道部のデスクの方を交えて裁判員制度をテーマに対談を行い,
その後,参加者の方に模擬評議を体験していただきました。
対談では,裁判員制度導入の意義や制度に対する期待,円滑な運営のため
の方策等について,意見が交わされ,参加者の方からは「自分たちの市民感
覚を刑事裁判に反映できたと納得できるような制度運営を是非実現して欲し
い。」,とエールが送られました。また,模擬評議を体験して「裁判員の役
割が理解できた。」「思っていたよりも分かりやすく,自分にもできそうだ
と感じた。」等の感想が寄せられました。
○松山地方・家庭裁判所
松山地方・家庭裁判所では10月3日に「あなたも主役!裁判員制度」と題し,
裁判員制度ポイント解説や法曹三者との意見交換会を開催しました。
意見交換会では、陪審員制度との違いや裁判員制度をつくった理由など大き
な視点からの質問や,「辞退可能な理由をみると,裁判員に選ばれる人の職種が
偏るのでは?」,「映画では2日で裁判が終わったが,実際は最長で
何日くらいかかるか」といった,ポイント解説や映画上映をもとに踏み込んだ
質問もありました。これらの質問に対し法曹三者は,「職種で辞退できる訳ではないが,
個人事業主等は参加しにくい面もある,最長は予測できないが,
ほとんどの事件は3日以内で終わると考えられている」等と回答しました。
参加者からは,裁判を身近な問題と感じることができよかった等という感想
が述べられました。
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「編集後記」
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最近,めっきり涼しくなってきましたが,皆さん,風邪など引かれていないでしょうか?
さて,裁判員制度の施行が1年半後に迫ってきました。
裁判所は,裁判員制度が円滑に実施されるよう,全力を挙げて準備作業を
進めているところです。
この裁判員制度は,皆さんに参加していただいてこそ成り立つものです。
裁判所としては,参加意欲を高めていただくため,多くの方に,その関心や
疑問に応じた情報を提供していきたいと考えています。
本文でもお知らせしましたミニフォーラム企画もその一環であり,今後,
来年の3月まで,延べ300回以上実施していきます。内容には必ずや
ご満足いただけると思いますので,是非ともご参加ください。
ミニフォーラムの実施状況については,次号でもお知らせする予定です。
(編集部)
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