バックナンバー第14号(2008年6月11日)

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 裁判員制度メールマガジン     第14号 2008年6月11日発行

       裁判員制度ウェブサイト http://www.saibanin.courts.go.jp/

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  6月に入り各地で梅雨入り発表がされ雨の日が続いておりますが,みなさ
 ま体調など崩しておられませんでしょうか。裁判員制度メールマガジン第1
 4号をお届けします。
  なお,バックナンバーは裁判員制度ウェブサイトのメールマガジンのペー
 ジにてご覧いただけます。


━━■ 目次 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 ■ 「特集」 憲法週間行事結果報告
 ■ 「トピックス」 司法の窓最新号がウェブサイトに掲載されました!
 ■ 「編集後記」

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 「特集」 憲法週間行事結果報告

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  第12号でお伝えしたとおり,各地の裁判所では「憲法週間」に関連して,
 裁判員制度にちなんだいろいろな行事を行いました。
  その一部の模様をご紹介いたします。

 ○長野地方・家庭裁判所
  長野地方・家庭裁判所では,5月25日(日)に憲法週間行事「裁判員制
 度が始まります!in Nagano」と題して,映画「審理」の上映会,裁判官に
 よる裁判員制度の解説及び法廷見学会を行い,午前・午後の2回合わせて約
 40名の方に参加していただきました。参加者からは,「裁判員のプライバ
 シーが漏れることはないのか」,「映画の裁判で,執行猶予が付かなかった
 のはなぜか」など,予定時間を過ぎてしまうほど多くの質問があり,制度へ
 の関心の高まりがうかがえました。また,法服を着用しての記念撮影では,
 多くの方がカメラを構え,楽しそうに撮影をしていました。
  参加者からは,「実際に法廷を見たり,話を聞いたりして,前向きに参加
 してみたいと思うようになった」,「このような会をもっと開いて欲しい」
 など好評をいただきました。

 ○仙台地方裁判所
  仙台地方裁判所では,5月7日(水)に,広報用映画「審理」の上映会と
 模擬評議体験を実施しました。映画上映会では,多くの方が参加される中,
 聴覚障害者の方も字幕で鑑賞した後,手話通訳を介して「手話通訳は,どの
 段階から手当てされるのか」(選任手続期日からと回答)と質問される場面
 もありました。模擬評議体験では,一般参加の21人が3班に分かれ,仙台
 地方裁判所が独自に作成した「ある放火事件」の審理部分をビデオで見た後,
 被告人が有罪であることを証拠によって確認した上で,量刑を中心に参加者
 全員が率直な意見を述べるなど,裁判員になりきって評議を体験していただ
 きました。
  なお,仙台地方裁判所では,今後も5月下旬から7月末まで,宮城県内5
 0か所で模擬評議体験を実施します。このような体験を通じて,裁判員にな
 ることへの不安や疑問を解消していただきたいと考えています。

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 「トピックス」 司法の窓最新号がウェブサイトに掲載されました!

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  裁判所広報誌の「司法の窓」最新号である72号が裁判所ウェブサイトに
 掲載されました。俳優の西島秀俊さんと島田仁郎最高裁判所長官の裁判員制
 度を語った対談記事や,模擬裁判で裁判員役を経験された方のインタビュー
 記事など,裁判員制度に関する内容が盛りだくさんです。
  是非ご覧ください。

http://www.courts.go.jp/about/sihonomado/sihonomado72.html



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 「編集後記」

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  本号では,憲法週間に合わせて各地で実施された記念行事から,長野と仙
 台で行われた行事の模様をお伝えしましたが,いかがでしたか。読者のみな
 さんの中にも,最寄りの裁判所の行事に参加していただいた方がいらっしゃ
 ることと思います。
  ご紹介したとおり,これらの行事でも,参加していただいたみなさんから,
 裁判員制度に関する様々な質問が寄せられています。裁判所では,このよう
 な行事を通じて,国民のみなさんの関心に応じた適切な情報をお伝えしてい
 きたいと考えています。これからも,各地の裁判所で,裁判員制度に関する
 さまざまな行事や説明会を実施していきますので,どうぞふるってご参加く
 ださい。
  もちろん,このメールマガジンでも,みなさんの関心に応じた最新の情報
 をお伝えしていきます。次号(第15号)では,制度の実施まで1年を切っ
 たこの時期にこそお伝えしたい情報を「Q&A特集」という形でお送りする
 予定です。どうぞご期待ください!
(編集部)

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